The Official Government First Day Cover Collection オランダ領アンティル

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 自治政権を擁するオランダ領アンティルは、オランダ王国の海外領土で、カリブ海に位置する2つの群島から成っています。アルバ島、ボネール島、キュラソー島は、ベネズエラの沖、約18キロから61キロのところにあり、また、サント・ユースタシャス島、サバ島、サント・マールテン島はプエルトリコの東方約352キロのところに浮かんでいます。最大のキュラソー島は、約447平方キロの面積を有しています。

 この政府公式ファースト・デー・カバーは、オランダ領アンティルの遠距離通信機関「ランヅラジオ」の創設70周年を記念して発行されました。3枚組の切手とカバーには、各々、この近代的な通信システムの様子が描かれています。カバーの発行初日消印は、オランダ領アンティルで押されたものです。

 「ランヅラジオ」の全身は、「キュラソーラジオ」という名の沿岸無線ステーションで、これはもともとオランダの船舶のために、1908年10月16日に設けられたものでした。今日、最新の科学技術を採り入れた通信技術をもつ「ランヅラジオ」は、世界のどんな遠隔の地にも、メッセージを送ることができるのです。

※1978年の説明です。

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