科学技術とアニメ・ヒーロー・ヒロイン シリーズ 第1集② 初日カバーコレクション

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発売日:2003.12.16

■弓曳童子
 現在、世界中で活動する産業ロボットの約半数は日本にあります。そのロボットの技術の繁栄の基礎は、何百年前から日本社会に慣れ親しんだ江戸時代のからくり人形です。
 弓曳童子はその最高峰ともいわれ、江戸時代の「からくり儀右衛門」こと田中久重が制作しました。ゼンマイ仕掛けで自動的に矢台から矢をとり、弓につかえて曳き、的を射ます。

■長岡半太郎
 明治36年(1903)年に「原子は、原子核の回りを回っている。」という土星型原子模型を発表し、後のサラフォードの核をもつ原子模型の基礎となりました。
 人事の育成にもつくし、東京帝国大学教授、大阪帝国大学初代総長を歴任し、湯川秀樹、朝長振一郎らを指導、日本の物理学の発展など多方面で活躍し、昭和12年(1937)に成立された文化勲章第1号を受賞しました。

■morph3
 科学技術振興事業団(現:科学技術振興機構)北野先生システムプロジェクトと中山俊治(工業デザイナー)が共同開発したロボットです。
 身長38cm、体重2.4kgで、合計138個のセンサーを備え、生物に似た皮膚感覚を持たせたのが特徴です。足裏で地面の微妙な凸凹や滑りやすさを感知し、バランスをとりながら歩くことが可能です。
 また、肘や背中に搭載したセンサーに何か当たると、その力をとらえ、それに応じた行動をとる事もできます。
 現在、千葉工業大学の未来ロボット技術研究センターで研究開発が」継続されています。

■H-Ⅱロケット
 日本初の純国産ロケット、世界トップレベルの重量2トン級の静止衛星打ち上げ能力を持ち、全段我が国の自主技術による2段式ロケットで、構成を変更することで、低・中高度の各種軌道に打ち上げることができました。
 90年代の我が国の主力ロケットとして、平成6年(1994)の初フライト成功以来。7機の打ち上げが実施されました。

※2003年当初の説明です。

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