ミヤマクワガタ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)

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ミヤマクワガタ

クワガタムシ科

学名:Lucanus maculifemoratus MOTSCHULSKY

ミヤマクワガタ属(Lacanus)は、ヨーロッパ、シベリア、中国、ネパールを中心にインドシナ半島、北アメリカにも分布し、特に中国南部からインド北部に種類が多い。大型の種を含み、約40種が知られており、Stag-Beetleとよばれるように雄の大腮(おおあご)は鹿の角のように良く発達している。

 日本のミヤマクワガタは基本型の他に、大腮の内歯の形の違いにより、エゾミヤマクワガタ(f.hopei)および、フジミヤマクワガタ(f.nakanei)の2型がある。北海道の大部分では前者のみ、富士山周辺、伊豆半島、伊豆諸島では後者のみが分布するが、基本型と混成する地域もあるので、亜種として取り扱うことはできない。

 大きさは、大腮を含めて34~73mmで、特徴のある大腮や頭部の形に変化が多く、大型の個体と小型の個体では、一見別種のような感じがする。体は褐色で、雄は金灰色の毛でおおわれちるが、雌は無毛である。

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