エド・ウッドのX博士の復讐

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エド・ウッド監督は1950年代に数本の最低映画を撮ったものの全くヒットせず、それどころか一部の映画館でしか上映されませんでした。独立映画系の会社での配給だったから仕方なかったですけどね。

直に制作資金を集められなくなって60年代はもう監督としては引退同前。食い繋ぐために小遣い程度の脚本料で凌ぐ有り様。そのうちの一本が伝説の「死霊の盆踊り」だったりします。

「死霊~」の影に隠れて知られていなかったのが本作。何と日本が舞台です。日本へやって来た米国の植物学者が新種の「動く植物」を生み出すというストーリー。早い話が植物怪人ですな。

主人公のオッサン科学者は突然ブチ切れて後で日本人女性の助手に猫なで声で謝るような性格破綻者で、感情移入でけまへん。勝手に動いて逃げ出した怪人を追って松明を持った村人がやって来るシーンは「フランケンシュタイン」への、よく言えばオマージュでしょうか?

 #最低 #映画

https://youtu.be/d0tPdNqHD2o

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