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博士の異常な愛情
俳優が一人二役をする場合があります。大抵は双子だったり、よく似た二人だったりしますが、今回紹介する映画は一人三役、しかも三人とも全くの別人という異色の映画、「博士の異常な愛情」です。
正確にはタイトルの後に「または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」と続く、長い題名の映画です。
監督は鬼才スタンリー・キューブリック。一人三役をするのはピンクパンサーのクルーゾー警部でお馴染みのピーター・セラーズ。核問題をコメディータッチで皮肉る、問題作であり名作であります。
吹き替えですが、近年になって新録された版は山路和弘氏が三役とも若干声を変えて務めてますけど、1971年にTV放送された版では何とそれぞれ別な声優を起用しました。
頭が禿げた大統領を奥さまは魔女のナレーションで有名な中村正氏、原題にもなったストレンジラブ博士を大塚周夫氏、空軍大佐を愛川欽也氏という豪華な配役です。
別な声優を使うか、一人三役にするか、それぞれのアプローチが面白いと思います。
#洋画 #吹き替え
https://youtu.be/MqBIOfZC-I4
Jason1208
2018/12/26『博士の異常な愛情』という邦題、無理矢理な直訳ですけど、良い味出してると思います。
本国版LDの冒頭では、確か“核攻撃には何重ものフェイルセーフ策が取ってあり、この映画のような事態が来る可能性は無い”みたいなメッセージがあった記憶があります。^^;
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オマハルゲ
2018/12/26ありがとうございます。
何気ないトリビア、いたみいります。
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