侵略惑星スケルトン~地球侵略の野望

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イタリア製のSF映画です。低予算ながらアイディア勝負といった作品です。

各地の宇宙開発の基地が何者かによって連続で爆破されます。警察が犯人探しに躍起になって、それらしい男をマークするんですが、その男は宇宙人の送り込んだアンドロイドで…というお話。

途中まで容疑者は単なるテロリスト扱いで、まさか警察も相手がアンドロイドとは夢にも思わず。しかし、宇宙人も手を抜いたのか、一人の地球人の死体をコピーしまくったので同じ顔の男が現れ、警察も「奴ら双子か?」なんて呑気なことを言っている間にアンドロイドは追い詰められます。

このアンドロイド、手が触れた生物は白骨化して消滅してしまうという特技を持っており、タイトルの「スケルトン」はここから取られたのかと思います。

慌てた警察、米国人科学者から「彼らは宇宙人が送り込んだのではないか」と、推測で言われ納得。結局、最初から目を付けられていたアンドロイドだけ「お前は任務に失敗した」と、地球を後にするUFOに消されてしまい終わり。

基本、警察に追われた男がうろうろするだけで、チラッとミニチュアのUFOが出る程度。白骨化シーンは合成を使ってますけど、添え物的。いかんせんアイディアはいいけど低予算がね…という印象でした。

ただ唯一、警察に光線銃みたいなので撃たれた男がふらふらになってUFOまで辿り着こうとする場面、撃たれた腹から中の機械が見え、皮膚がドロ~ッと溶けるシーンはコマ撮りで撮影されて、そこだけ手間がかかってて感心しました。そこだけ頑張ったんだろうなぁ。

 #SF #映画 #最低

 ※映画の一部です

https://youtu.be/ObNpRcBX_dc

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