Booker T. & the M.G.s / Hip Hug-Her

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(1967)
セルフ・プロデュースを行い、全米のブラック・アルバム部門で4位、ポップ・アルバム部門で4位と、久々のヒット・アルバムとなった。
それは、ヤング・ラスカルズの“Groovin”がシングルで10位(ブラック)と21位(ポップ)とヒットしたからだと思う。ブッカー・Tの弾くオルガンが心地良さを生んだ、いいカヴァーになっている。カヴァーといえば、“Get Ready”や“Sunny”といった誰でも知っている曲の演奏もいい。
他にも、タイトル曲の“Hip Hug-Her”や“Double or Nothing”、“Booker's Notion”といったクールでヒップなオリジナル曲が秀逸なせいもあるだろう。
個人的には“More”がこのアルバムでは一番好きな曲だ。モンド映画の名作である『世界残酷物語』のテーマ曲で、多くの人にカヴァーされている曲。

《songlist》
01. Hip Hug-Her
02. Soul Sanction
03. Get Ready
04. More
05. Double or Nothing
06. Carnaby St.
07. Slim Jenkins Place (aka Slim Jenkins' Joint)
08. Pigmy
09. Groovin'
10. Booker's Notion
11. Sunny

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