Johnny Winter / Second Winter

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(1969)
前作から4ヶ月という短いスパンでリリースされたジョニー・ウィンターのアルバム。その間にウッドストック・フェスティバルに出演している。
アナログでは2枚組で発売されていて、A面に3曲、BとC面に4曲づつ収録されている。これは、音のレベルを下げたくないという、ジョニーの意向が反映されたためである。
このアルバムは、弟のエドガー・ウィンターを加えたカルテットでの録音となっていて、音に厚みが加わったことで演奏の幅が広がっている。
アナログのB面に当たるT-4〜7のカヴァーがたまらなく良い選曲だ。古い曲に混ざって、ボブ・ディランの“Highway 61 Revisited”を演奏している。攻撃的なディランの曲だが、ジョニーの演奏はさらに過激さが増した感じがする。
ジョニー・ウィンターの音楽的変化を感じるアルバムで、時代を作ったアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Memory Pain
02. I'm Not Sure
03. The Good Love
04. Slippin' and Slidin'
05. Miss Ann
06. Johnny B. Goode
07. Highway 61 Revisited
08. I Love Everybody
09. Hustled Down in Texas
10. I Hate Everybody
11. Fast Life Rider

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