Mike Campbell & the Dirty Knobs / External Combustion

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(2022)
2020年のデビュー・アルバム“Wreckless Abandon”に続いて、約2年ぶりの新譜がリリースされた。引き続き、マイク・キャンベルとジョージ・ドラクーリアスのプロデュース。
オープニングからいきなりのドタバタ感のサウンドが、“これぞアメリカン・ロック‼︎”という空気感を広げていくのが心地よい。爽快感のあるサウンドは、マット・ローグのドラミングのキレが生み出している気がする。
アルバムは勢いで進んでいく感じだが、そこは百戦錬磨のベテラン揃いなので、どこかに安心感がある。そして、満を持してイアン・ハンターが参加した“Dirty Job”が最初のピークで、マーゴ・プライスが参加した“State of Mind”で落ち着く感じだ。“Lightning Boogie”で再びスイッチが入る。この曲では、盟友のベンモント・テンチのピアノが光る。“Boogie”と付く曲に外れは無いようだ。
早く状況が落ち着いたら来日をして欲しい‼︎
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Wicked Mind
02. Brigitte Bardot
03. Cheap Talk
04. External Combustion
05. Dirty Job (feat. Ian Hunter)
06. State of Mind (feat. Margo Price)
07. Lightning Boogie
08. Rat City
09. In this Lifetime
10. It is Written
11. Electric Gypsy

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