Aerosmith / Honkin' on Bobo

0

(2004)
2001年の“Just Push Play”以来約3年ぶりとなる、エアロスミスの14枚目のアルバム。スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリーと、ジャック・ダグラス、マーティ・フレデリクセンのプロデュース。
ジャケのブルース・ハープから伺えるように、このアルバムはエアロスミスのブルース・カヴァーのアルバムとなっている。厳密に言えば“The Grind”は新曲でタイラー&ペリー、フレデリクセンの共作となっている。
オリジナルから大きく逸脱した感じで、エアロスミスの曲と言ってもおかしくないのが最高かもしれない。個人的にはアレサ・フランクリンの“I Never Loved a Man (The Way I Love You)”の粘っこいタイラーのヴォーカルがたまらない。タイラーはピアノも弾いていたりする。このアルバムでは“Never Loved a Girl”にタイトルが変えられている。
シングル・カットされた“Baby, Please Don't Go”はシングル・チャートで7位となった。多くのカヴァーが存在しているが、抜群の仕上がりだと思う。
ってよか、日本盤のボーナス・トラックに“Jaded”が入っていたが、このアルバムの中に入れる必要があるのだろうか?そういった余計なことがアルバムの価値を下げている気がする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Road Runner
02. Shame, Shame, Shame
03. Eyesight To the Blind
04. Baby, Please Don't Go
05. Never Loved a Girl
06. Back Back Train
07. You Gotta Move
08. The Grind
09. I'm Ready
10. Temperature
11. Stop Messin' Around
12. Jesus is on the Main Line

Default