Lenny Kravitz / Raise Vibration

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(2018)
2014年のアルバム“Strut”から約4年ぶりとなる、レニー・クラヴィッツのセルフ・プロデュースによる11枚目のアルバム。
発売前からラジオで“5 More Days ‘Til Summer”が流れていたが、この曲はシングル・カットされている曲じゃないのにビックリした。キャッチーでちょっと古い感じもするメロディーが印象的なので、アルバムが楽しみだった。
そしてアルバムだが、全体的には落ち着いた感じの曲が並んでいるのが意外だった。演奏はクレイグ・ロスとデイヴィッド・バロンとのトリオが中心となっているようで、長きに渡りクラヴィッツをサポートしている2人なので安心して聴くことが出来る。
ジョニー・キャッシュへのトリビュートとして書かれた“Johnny Cash”だが、この曲がきっかけとなりジョニー・キャッシュに興味を持ってくれる人が増えることを願っている。
全12曲だが、ほとんどの曲が4分を超える大作となっている。しかし、飽きさせない音作りのためあっと言う間に聴き終えてしまった。相変わらずの高いクオリティーのアルバムだと思える。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. We Can Get It All Together
02. Low
03. Who Really Are the Monsters?
04. Raise Vibration
05. Johnny Cash
06. Here to Love
07. It's Enough
08. 5 More Days 'Til Summer
09. The Majesty of Love
10. Gold Dust
11. Ride
12. I'll Always Be Inside Your Soul

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