Wilson Pickett / In Philadelphia

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(1970)
ウィルソン・ピケットの10枚目のアルバム。ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース。
このアルバムでは、当時アトランティック・レコードのミュージシャンを手がけていたギャンブル&ハフがプロデュースを行なったために、フィラデルフィアに赴いての録音となった。
最初はジャケットとアルバム・タイトルの“In Philadelphia”が、フィラデルフィアでのライヴを収録していたものだと思っていた。実際に聴いてみると違ったので驚いたが、今は簡単に情報が入手出来るので羨ましい気もする。
後のフィリー・サウンドを構築するミュージシャンの演奏はやはり良く、ギャンブル&ハフが書いた曲もいい出来だと思えるが、ピケットとの相性はイマイチかもしれない。過度な感じの演出より、シンプルな方がピケットらしさを感じる。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Run Joey Run
02. Help the Needy
03. Come Right Here
04. Bumble Bee (Sting Me)
05. Don't Let the Green Grass Fool You
06. Get Me Back on Time, Engine Number 9, Pt. 1 / Get Me Back on Time, Engine Number 9, Pt. 2
07. Days Go By
08. International Playboy
09. Ain't No Doubt About It

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