The Incredible String Band / The Incredible String Band

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(1966)
エレクトラ・レコードからリリースされた、ジ・インクレディブル・ストリング・バンドのデビュー・アルバム。ジョー・ボイドの初めてのプロデュースとなっている。
このアルバムでは、ロビン・ウィリアムソン、クライヴ・パーマー、マイク・ヘロンの3人で演奏を行っている。ヘロンが7曲、ウィリアムソンが5曲、パーマーが1曲、トラディショナル・ソングが3曲の16曲で構成されている。
3人で演奏している曲が、“How Happy I Am”、“Empty Pocket Blues”と“Everything"s Fine Right Now”の3曲だけしかないのも面白い。あとは、2人かソロでの演奏となっている。
クライヴ・パーマーに興味を持って聴いたので、“Schaeffer's Jig”や“Niggertown”でのバンジョーがいい感じだ。しかし、“Schaeffer's Jig”でのウィリアムソンのフィドルの印象も強く、いろんな楽器を演奏しているウィリアムソンも興味の対象となった。
ウィリアムソンの“Tin whistle”は聴いておきたい曲のひとつ。
シンプルで素朴な感じもするが、メンバー個々の演奏能力はかなり高い気がする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Maybe Someday
02. October Song
03. When the Music Starts to Play
04. Schaeffer's Jig
05. Womankind
06. The Tree
07. Whistle Tune
08. Dandelion Blues
09. How Happy I Am
10. Empty Pocket Blues
11. Smoke Shovelling Song
12. Can't Keep Me Here
13. Good as Gone
14. Footsteps of the Heron
15. Niggertown
16. Everything's Fine Right Now

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