Van Dyke Parks / Discover America

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(1972)
約4年ぶりとなる、ヴァン・ダイク・パークスの2ndアルバム。リンダ・ペリーとダリー・パークスのプロデュース。
このアルバムは、西インド諸島を訪れたパークスがトリニダード・トバゴのカーニバルで発達した音楽の“カリプソ”に影響を受けて録音している。パークスのスゴイのは、現地で聴いた音楽をアレンジしているところだ。
エッソ・トリニタード・スティール・バンドのメンバーや、リトル・フィートのメンバーが参加している。リトル・フィートの“Sailin' Shoes”は明るく、オリジナルよりもさらにゆるい仕上がりがいい。
アラン・トゥーサンのカヴァー“Occapella”と“Riverboat”が収録されていて、これもキラキラしたアレンジとなっている。
今では簡単にいろんな国の音楽を聴くことが出来るが、当時は現地に行かないと聴くことが出来ないと思うと感慨深いものがある。どうしてもアルバムにしたかったパークスの想いが溢れてくる感じだ。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Jack Palance
02. Introduction
03. Bing Crosby
04. Steelband Music
05. The Four Mills Brothers
06. Be Careful
07. John Jones
08. FDR in Trinidad
09. Sweet Trinidad
10. Occapella
11. Sailin' Shoes
12. Riverboat
13. Ode to Tobago
14. Your Own Comes First
15. G-Man Hoover
16. Stars & Stripes Forever

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