The Section / The Section

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(1972)
ザ・セクションのデビュー・アルバム。ロバート・アッパーとザ・セクションのプロデュース。
バンドは、ダニー・コーチマー(g)、クレイグ・ダーギー(key)、リーランド・スカラー(b)、ラス・カンケル(ds)の4人。
コーチマー、スカラー、カンケルは1971年のジェームス・テイラーのアルバム“Mud Slide Slim and the Blue Horizon”に参加していて、1972年のアルバム“One Man Dog”で4人が共演しているので有名となっている。個々で見れば、70年代初頭から数多くのアルバムにクレジットされている。
このアルバムでは全曲が演奏だけで構成されていて、ロックのフィールドにとどまらない可能性を感じられる。
オーティス・レディングの“Sitting On The Dock Of The Bay”もいい感じの仕上がりとなっている。
ゲストにマイケル・ブレッカーが参加していて、ダーギーが書いた“Holy Frijoles”では素敵なソロを吹いている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Second Degree
02. Same Old Same Old
03. Sporadic Vacuums of Thought
04. Sitting on the Dock of the Bay
05. Holy Frijoles
06. Doing the Meatball
07. Swan Song
08. Thing What Is
09. Mah-Hoo-Dah-Vah
10. Zippo Dippo

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