Electric Light Orchestra / The Electric Light Orchestra

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(1971)
エレクトリック・ライト・オーケストラのハーヴェスト・レコードからのデビュー・アルバム。ロイ・ウッドとジェフ・リンのプロデュース。
ザ・ムーヴのラスト・アルバムのメンバーだった、ロイ・ウッド、ジェフ・リン、ベヴ・べヴァンの3人が核となり、ビル・ハントとスティーヴ・ウーラムが加入して録音された。
ロックとクラシックの融合というウッドのアイディアが始まりだが、このアルバムではまだ形が定まっていない気がする。どこまで踏み込んで、チェロを始めとするクラシックの楽器を使うのかがはっきりしていない感じがする。
個人的にはリンが書いた“10538 Overture”や“Mr. Radio”が好きだが、ウッドの書いた“First Movement (Jumping Biz)”はここ10年くらいのクラシックのミュージシャンが演奏しているスタイルに影響を与えていると思う。
アメリカ盤は翌年に“No Answer”のタイトルでリリースされた。
聴いておきたいデビュー・アルバムのひとつ。

《songlist》
01. 10538 Overture
02. Look at Me Now
03. Nellie Takes Her Bow
04. The Battle of Marston Moor (July 2nd 1644)
05. First Movement (Jumping Biz)
06. Mr. Radio
07. Manhattan Rumble (49th Street Massacre)
08. Queen of the Hours
09. Whisper in the Night

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