Mott the Hoople / The Hoople

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(1974)
モット・ザ・フープル名義として最後のリリースとなった7枚目のアルバム。デイル・グリフィン、ピート・ワッツ、イアン・ハンターのプロデュース。
オリジナル・メンバーのミック・ラルフスが脱退し、ルーサー・グロヴナー(g)と、前作に参加していたモーガン・フィッシャーが加入した。
全英で11位、全米で28位とチャート的には、ラルフス脱退の影響はそんなには感じられないクオリティーのアルバムだと思える。
モーガン・フィッシャーが参加してから、ピアノの音がギターに負けない感じで聴こえてくるのは、サウンド面での大きな変化かもしれない。
しかしグロヴナーが9月に脱退し、ミック・ロンソンが加入したが、年末にハンターとロンソンが脱退してしまい、12月16日に解散が表明された。
前作が“Mott”、本作が“The Hoople”とこの2枚で完結するタイトルを付けていたんだなぁって感じがする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. The Golden Age of Rock & Roll
02. Marionette
03. Alice
04. Crash Street Kidds
05. Born Late '58
06. Trudi's Song
07. Pearl 'N' Roy (England)
08. Through the Looking Glass
09. Roll Away the Stone

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