Mott the Hoople / Wildlife

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(1971)
モット・ザ・フープルの3rdアルバム。バンドとガイ・スティーヴンスがプロデュースを行っている。
前2作が不調となって、バンドのプロデュースが6曲、スティーヴンスが1曲、両者で2曲とプロデュースの力量が変わった。その力関係は、リード・ヴォーカルにも影響し、スタジオ録音ではハンターが4曲、ラルフスが4曲と対等になった。個人的にはそれが良い方向に向かった気がしている。
異色なのは“It Must Be Love”と“Original Mixed-Up Kid”で、スティール・ギターが印象的なカントリー・タッチの仕上がりとなっている。
そして、モットの熱い演奏が聴ける“Keep a Knockin'”はライヴ・テイクで“I Got a Woman”、“What'd I Say”、“
Whole Lotta Shakin' Goin' On”とメドレーとなっている。ライヴには定評のあったモットだが、これを聴くとわかる感じがする。弾けんばかりの演奏がたまらなくいい。この曲だけでも聴く価値があると思う。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Whiskey Women
02. Angel of Eighth Avenue
03. Wrong Side of the River
04. Waterlow
05. Lay Down
06. It Must Be Love
07. Original Mixed-Up Kid
08. Home Is Where I Want to Be
09. Keep a Knockin'

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