Jackson Browne / Running on Empty

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(1977)
ジャクソン・ブラウンのセルフ・プロデュースによる5枚目のアルバム。
このアルバムはちょっと変わっている。1977年のツアーのライヴ・アルバムなのだが、ステージだけではなくバックステージ、ホテルやバスの中での演奏も収録されている。
さらに、オリジナルの新曲とカヴァーで構成されているのも面白い感じがする。
ダニー・オーキフのカヴァー“The Road”は、前半は部屋での弾き語りだが、後半はバンドとのライヴとなっている。
バンドは“ザ・セクション”のダニー・コーチマー(g)、リーランド・スカラー(b)、クレイグ・ドエージ(p)、ラス・カンケル(ds)に、デヴィッド・リンドレーとなっている。
スタジオで作り上げたサウンドも良いけれど、ラフな感じで演奏されているのに味わいを感じる。このアルバムを聴くと、“ライヴは教室だった”ってロビー・ロバートソンの言葉を思い出してしまう。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Running on Empty
02. The Road
03. Rosie
04. You Love the Thunder
05. Cocaine
06. Shaky Town
07. Love Needs a Heart
08. Nothing But Time
09. The Load-Out
10. Stay

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