Television / Marquee Moon

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(1977)
エレクトラ・レコードからデビューしたテレヴィジョンのアルバム。アンディ・ジョンズとトム・ヴァーレインのプロデュース。
録音メンバーは、トム・ヴァーレイン(vo,g)、リチャード・ロイド(g)、フレッド・スミス(b)、ビリー・フィッカ(ds)の4人。
2本のギターが絶妙に絡み合い、ちょっぴり軟弱なヴァーレインのヴォーカルの味がかなりいい感じがする。デビューまでライヴで鍛え上げていただけに、超尺の曲が多い。中でもシングル・カットされた“Marquee Moon”は10分近くも演奏されているが、全然長く感じられない。
多くのミュージシャンが影響されたアルバムに上げていることで、長年に渡って新しいファンを掴んでいる。
ジャケはロバート・メイプルソープが撮影している。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

トム・ヴァーレインが2023年1月28日に米ニューヨーク市内で亡くなった。73歳。…哀悼。

《songlist》
01. See No Evil
02. Venus
03. Friction
04. Marquee Moon
05. Elevation
06. Guiding Light
07. Prove It
08. Torn Curtain

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