William Bell / This Is Where I Live

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(2016)
1974年の“Relating”以来となるスタックス・レコードからリリースされた、ウィリアム・ベルの約10年ぶりとなるアルバム。ジョン・レヴンサルのプロデュース。
76歳の歌声とは思えない若さと、パワフルさを感じられるのが第一印象だ。マルチ・プレイヤーのレヴンサルがほとんどの楽器を演奏して、5曲だけゲストのドラマーを起用している。他には、コーラス、ストリングス、サックスくらいなので、かなり少人数での録音となっている。
ベルの代表曲の“Born Under a Bad Sign”を再録音しているのが嬉しい。多くのミュージシャンにカヴァーされている曲だが、ベルのオリジナルは1969年の“Bound To Happen”以来となる。
ジェシ・ウィンチェスターの“All Your Stories”や、ロザンヌ・キャッシュとレヴンサルが書いた“Walking On A Tightrope”など、ココロに染みる歌声がいい。
“Mississippi-Arkansas Bridge”では、エイミー・ヘルムがハーモニー・ヴォーカルで参加している。

59th Grammy Awards
◎Best Ametican Album 受賞

《songlist》
01. The Three of Me
02. The House Always Wins
03. Poison in the Well
04. I Will Take Care of You
05. Born Under a Bad Sign
06. All Your Stories
07. Walking on a Tightrope
08. This Is Where I Live
09. More Rooms
10. All the Things You Can't Remember
11. Mississippi-Arkansas Bridge
12. People Want to Go Home

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