Harry Nilsson / Nilsson Schmilsson

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(1971)
ニルソンの7枚目のアルバム。このアルバムからリチャード・ペリーがプロデュースを行った。
シングル・カットされた“Coconut”が全米チャートで8位となった。この曲ではポール・マッカートニーがコーラスで参加している。
多くのカヴァーがある“Let the Good Times Roll”はミドル・テンポに落とされている。ニルソンのハーモニカが聴けたりする。
あんまり触れたく無いのだが触れなくてはいけない、全米と全英チャートで1位となった“Without You”を収録している。ゲーリー・ライトのピアノとポール・バックマスターのストリングスとホーンのアレンジが素敵な仕上がり。元々はバッドフィンガーのカヴァーで、マライア・キャリーがニルソンのヴァージョンを歌って大ヒットとなった。
触れたく無い理由はマライアがヒットさせた時に、ニルソンは死去していたからだ。ニルソンの死は、この曲が発売された8日前だった…。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Gotta Get Up
02. Driving Along
03. Early in the Morning
04. The Moonbeam Song
05. Down
06. Without You
07. Coconut
08. Let the Good Times Roll
09. Jump Into the Fire
10. I'll Never Leave You

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