Harry Nilsson / Pandemonium Shadow Show

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(1967)
RCAビクターに移籍してリリースされた、ニルソンの2ndアルバム。リック・ジャラードのプロデュース。
銀行員だったニルソンが、フィル・スペクターに見出されて商業作曲家として活動を行っていた。このアルバムでは、
ザ・モンキーズに書いた“Cuddly Toy”を収録している。“Ten Little Indians”はザ・ヤードバーズがカヴァーしている。
収録されている半分はカヴァーとなっているが、ソングライターというより“シンガー”のニルソンが歌いたかった曲を歌っているのかもしれない。
レノン=マッカートニーの曲を2曲歌っているのが興味深いし、時代を考えれば当然のことかもしれない。大胆なアレンジの“You Can't Do That”が素敵な仕上がり。コーラスに“Day Tripper”や“Paperback Writer”、“Strawberry Fields Forever”などのフレーズが織り込んである。それを探して聴くのも楽しい。さらに、“She's Leaving Home”はアルバムがリリースされてから10日後の録音と、短期間で解釈し録音を行っている。
このアルバムを聴いたジョン・レノンが、わざわざ電話を掛けたのは有名な話だ。
“1941”や“Without Her”といった代表曲も収録している、聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Ten Little Indians
02. 1941
03. Cuddly Toy
04. She Sang Hymns Out of Tune
05. You Can't Do That
06. Sleep Late, My Lady Friend
07. She's Leaving Home
08. There Will Never Be
09. Without Her
10. Freckles
11. It's Been So Long
12. River Deep Mountain High

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