Diana Krall / Glad Rag Doll

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(2012)
ダイアナ・クラールの11枚目のアルバムは、ダイアナとT・ボーン・バーネットのプロデュース。
このアルバムではジャズのフィールドを離れて、アメリカーナ・ミュージック的なサウンドをバックに歌っている。それが賛否両論を呼んだみたいだが、仕方ないとも思える。なぜなら、旦那の影響だと思えるからだ。
曲によってメンバーは異なるが、基本的にはデニス・クラウチ(b)、ジェイ・ベルローズ(ds)のリズム隊とマーク・リボー(g)で構成されているようだ。ハワード・カワードとして、旦那がウクレレやマンドーラで演奏に参加しているのが微笑ましい。
ドク・ポーマスの“Lonely Avenue”での世界観がかなり良く、このアルバムのベスト・トラックだろう。バーネットだから出せる味わいだと思える。ジャンルと言う型にはまった聴き方じゃ、理解出来ないかもしれない。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. We Just Couldn't Say Goodbye
02. There Ain't No Sweet Man That's Worth the Salt of My Tears
03. Just Like a Butterfly That's Caught in the Rain
04. You Know, I Know Ev'rything's Made for Love
05. Glad Rag Doll
06. I'm a Little Mixed Up
07. Prairie Lullaby
08. Here Lies Love
09. I Used to Love You But It's All Over Now
10. Let It Rain
11. Lonely Avenue
12. Wide River to Cross
13. When the Curtain Comes Down

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