Matching Mole / Little Red Record Matching Mole / Matching Mole's Little Red Record

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(1972)
マッチング・モウルの2ndアルバム。プロデューサーにロバート・フィリップを起用して録音された。デヴィッド・シンクレアが脱退し、デイヴ・マクレエが正式加入している。
8分を超える曲がアナログの各面に2曲入っているのが特徴で、そのうちの1曲“Gloria Gloom”ではブライアン・イーノがシンセサイザーを弾いている。
ワイアットのデビュー・アルバムからマッチング・モウルの2枚を聴くと、ワイアットがソフト・マシーンでやりたかったものが見えてくる感じがする。この3枚は続けて聴いた方が楽しめるかもしれない。
しかし、このアルバムを最後にマッチング・モウルは解散となった。
そして、1973年に再結成のためにリハーサルを行っていたが、パーティーの席上で窓から転落したワイアットが下半身不随となってしまった。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Starting in the Middle of the Day We Can Drink Our Politics Away
02. Marchides
03. Nan True's Hole
04. Righteous Rhumba
05. Brandy as in Benj
06. Gloria Gloom
07. God Song
08. Flora Fidgit
09. Smoke Signal

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