Lou Reed / Lou Reed

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(1972)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを離れて、ロンドンに渡って録音されたデビュー・アルバム。リチャード・ロビンソンのプロデュース。
このアルバムでは気負いもなく、ヴェルヴェッツで納得いかなかった曲を再録音している感じがする。新曲は“Going Down”と“Berlin”の2曲だけとなっている。
スティーヴ・ハウとリック・ウェイクマンがバックで演奏しているのも、ロンドン・レコーディングならではだろう。リック・ウェイクマンのピアノは軽いタッチでいい音を出している。
あまり評価の高くないアルバムのひとつだが、ヴェルヴェッツのヴァージョンと聴き比べてみるのも楽しい聴き方だと思う。

《songlist》
01. I Can't Stand It
02. Going Down
03. Walk and Talk It
04. Lisa Says
05. Berlin
06. I Love You
07. Wild Child
08. Love Makes You Feel
09. Ride into the Sun
10. Ocean

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