BLUE NOTE LP (1)
1939年、ドイツ出身の、アルフレッド・ライオンにより、NYで設立。
翌年、ドイツ時代からの親友で、写真家の、フランシス・ウルフが参加。
当初は、ブギウギや、スウィング・ジャズをレコーディングしていたが、1940年代末に起きたビ・バップ・ジャズの流れから、1951年本格的にモダン・ジャズ路線へ切り替える。
1951年から不遇時代のセロニアス・モンク、バド・パウエル、マイルス・ディヴィス等の録音を始める。
1953年から12年間ほぼ全て、ルディー・ヴァンゲルダー・スタジオで録音する。
アルバム制作は、ジャケット写真をフランシス・ウルフ、デザインをリード・マイルス、録音をルディー・ヴァンゲルダーが担当し、アルフレッド・ライオンが監修する。
完璧主義者のアルフレッド・ライオンは、満足出来ないアルバムを発表しなかった。
リリースされたアルバムは、他のレーベルとは比較出来ない程、完成度が高く、モダン・ジャズ最高のレーベルとして君臨する。
1966年、アルフレッド・ライオンは、リバティー社に売却して経営から離れる。
発表されたアルバムの中から、12インチLPとして最初にリリースされた1500番台から紹介します。