BETHLEHEM LP
1954年、R&B専門 キング・レコード会社の資本によって設立。
プロデューサーとして、クリード・テイラーが採用され、ジャズ路線を中心として発足する。
時代は、ウェストコースト・ジャズが衰退し始め、代わって、イーストコースト・ジャズが、活況し始める。
このレーベルは、ニューヨークとハリウッドにオフィスを設置していた為、両方のアーティストを積極的に採用、黒人・白人を問わず作品をリリースする。
スター級から、地味なアーチストまで、幅広くリーダー作を発表する。
又、メイン・デザイナーだった、バート・ゴールド・ブラットが手掛けたアルバムは、優れた芸術性作品として、高く評価される。
ボーカル・アルバムも多く残し、最初にリリースした、クリス・コナーのアルバムが、大ヒットし、順調なスタートを切るが、1960年、クリード・テイラーが退社すると、1961年、急速に衰退し、全権利を売却して、活動を休止する。
名プロデューサー、クリード・テイラーは、1960年、IMPULSE レーベルを設立し、ジョン・コルトレーンと契約するが、翌年、VERVE レコードに移籍、ボサノバを米国に広めた。
1967年、自身のレーベル、CTI を設立。