全日空商事 【1/200】【YS21130】 南西航空 YS−11A "ゆうな" JA8696

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南西航空
YS−11A
"ゆうな"
レジJA8696

沖縄の翼、南西航空の新鋭機としてYS-11Aが導入されたのは昭和43年のことでした。
昭和42年7月から先島前路には40人乗りのCV240型が就航していましたが増え続ける旅客需要に追いつかず60人乗りのYS-11Aが導入されることとなりました。YS-11A型機の導入にあたっては日本輸出入銀行の融資を仰き、南西航空の国籍をめぐる解釈の整理が必要となるなどいくつもの問題がありましたが自社保有機による自主運航の実現は大きな意義をもつものとなりました。国産旅客機YS-11A型導入計画は島内住民の関心も高くペットネームの募集が琉球新報社と共同で行われ2,025点もの応募がありました。
選定されたのは沖縄の植物名で「ゆうな」、「あだん」、「ばしょう」の3点が入選と決まりました。JA8696は南西航空が導入したYS-11Aの初号機です。那空港到着後の昭和43年6月7日に修該命名式が行われて「ゆうな」と命名され、翌8日、那題から石垣へむけて初就航しました。
YS-11Aの外部塗装は日本航空の塗装に準拠したものでしたが昭和48年5月に導入されたDHC6-300型機の尾翼にSWALマークがデザインされたのにならい昭和48年12月導入の6号機JA8794「ふくぎ」の就航前改修からYS-11Aの尾異にもSWALマークが描かれるようになりました。
塗料も従来のエナメルペイントから耐久性のあるポリウレタンペイントが使われるようになりました。
モデルは昭和49年2月25日~3月21日、厚木にある日本発行機(株)で2回目のオーバーホールが実施され尾翼にSWALマークが描かれるようになった時代のJA8896「ゆうな」を導現したものです。
(パッケージは同型機そつの写真を使用しています。)

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