全日空商事 【1/500】〔NH50042〕ANA B777−200 "ANAロゴ"

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全日空 B777−200
ANAロゴ
レジJA713A

B777はB747とB767の中間機種として開発された大型双発機で通称トリプル・セブン。
ボーイング社は767の派生型として研究を進めていたが市場調査の結果、新たな大型機の開発が望ましいと判断し、1990年10月にトリプル・セブンの開発を正式決定し、日本の航空工業界も21%の割合で共同開発に加わっている。
ANAは1990年12月に導入を決定、ボーイング社ではANAとUAの2社をキックオフ・エアラインと位置づけ、航空会社としての経験を活かしての開発参画を求めてきた。
ANAはシアトルのボーイング社内にB777開発室を開設、路線運航・整備・旅客ならびに貨物サービスといった航空機製造メーカーではノウハウ蓄積が難しい分野で数々の提案をボーイング社に対して行った。
ボーイング社に採用されたANAによる提案は、ラジアルタイヤの採用による耐久性の向上、操縦室の一部デザイン、燃料給油口の位置からトイレの蓋がゆっくり閉まる工夫など多岐にわたった。
航空会社が機体開発プログラムに参画する新しい取り組みは「ワーキング・トゥゲザー」と呼ばれている。
トリプル・セブンの特長はより安全に、より快適に、より効率良くという3つのキーワードに集約される。
トリプル・セブンの操縦系統にはボーイング社の民間機として初めてフライ・バイ・ワイヤー方式が採用され操縦性と安定性が大きく向上した。
トリプル・セブンはエンジン性能と機体重量の軽減、翼型の改良により同一距離を飛行する場合、BOEING747SRより37%も燃料消費量が少ないという優れた経済性を持っている。JA713AはBOEING777-200型の導入19号機にあたり2005年4月登録の国内線仕様機である。
キャビンはスーパーシートプレミアム14席、一般座席404席の計418席。
モデルは現行のANAロゴ塗装を再現している。

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