- Railwayfan Museum
- 325F 航空館 全日空商事 ダイキャストモデル 1/500
- 全日空商事 【1/500】〔NH50022〕 B777−200 "STAR ALLIANCE MARKING" JA711A
全日空商事 【1/500】〔NH50022〕 B777−200 "STAR ALLIANCE MARKING" JA711A
B777−200
"STAR ALLIANCE MARKING"
レジJA711A
BOEING777はBOEING747とBOEING767の中間機種として開発された大型双発機である。通称トリプル・セブン。
ボーイング社は767の派生型として研究を進めていたが市場調査の結果、新たな大型機の開発が望ましいと判断し、1990年10月にトリプル・セブンの開発を正式決定した。
日本の航空工業界も21%の割合で共同開発に加わっている。
ANAは1990年12月に導入を決定、ボーイング社ではANAとUAの2社をキックオフ・エアラインと位置づけ、航空会社としての経験を活かしての開発参画を求めてきた。
ANAはシアトルのボーイング社内にB777開発室を開設、路線運航・整備・旅客ならびに貸物サービスといった航空機製造メーカーではノウハウ蓄積が離しい分野で数々の提案をボーイング社に対して行った。
ボーイング社に採用されたANAによる提案は、ラジアルタイヤの採用による耐久性の向上、操縦室の一部デザイン、燃料給油口の位置からトイレの蓋がゆっくり閉まる工夫など多岐にわたった。航空会社が機体開発プログラムに参画する新しい取り組みは「ワーキング・トゥゲザー」と呼ばれている。
トリプル・セブンの特長はより安全に、より快適に、より効率良くという3つのキーワードに集約される。トリプル・セブンの操機系続にはボーイング社の民間機として初めてフライ・バイ・ワイヤー方式が採用され操縦性と安定性が大きく向上した。
エンジンはプラット&ホイットニー社製PW4074を採用、エンジン一台の推力33,800kgは旅客機としては世界最大級であり、3.7mもあるエンジンナセルの直径はBOEING737の胴体直径3.8mに匹敵する。
トリプル・セブンはエンジン性能と機体重量の軽減、環型の改良により同一距離を飛行する場合、BOEING747SRより37%も燃料消費量が少ないという優れた経済性を持っている。
7体直径6.2m、全長63.7mのワイドボディーにはANA仕様376席(スーパーシート18席普通席358席)がアレンジされ頭上のラゲージ収納スペースの改良により優れた居住性・快適性が保たれている。
(2004年11月の地点で358席/382席/418席仕様)JA711Aは2004年6月、ANAに導入された17機目のBOEING777-200型機(ER機含む)である。
ホワイトの機体に大きくSTAR ALLIANCEの文字、尾翼に5大陸を表すスターアライアンスマークがデザインされたスターアライアンス特別塗装機として2004年7月より国内線に就航した。
備考・パッケージ値札シール貼り付け。