マイクロエース 【A1586】 国鉄 10系客車 急行 「出雲」 増結4両セット

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1955(昭和30)年、国鉄では拡大する旅客需要に対応するために新型客車の製造を開始しました。これが10系客車です。
10系客車の大きな特徴として、従来の客車と比較して大幅な軽量化が達成された事が挙げられます。1965(昭和40)までにグループ全体で1000両以上が製造され、全国各地で活躍しました。1970年代に入ってからは次第に活躍の場を地方線区へと移し始め、最終的に1985(昭和60)年までに全車の営業を終了しました。
急行「出雲」は東京と山陰地方を結んでいた急行列車です。
1951(昭和26)年に登場した急行「いずも」がその前身で、1964(昭和39)年10月以降は寝台車・座席指定車を中心とした長編成となりました。1966(昭和41)年のDD54登場以降は新鋭機関車との組合せが多くのファンを魅了しましたが、1972(昭和47)年には寝台特急「出雲」へ格上げされる形で消滅しました。

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