マイクロエース【A0926】秩父鉄道 3000形 3両セット

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秩父鉄道3000形は1992(平成4)年、当時老朽化していた急行「秩父路」用300形の置換えを目的として、JR東日本より165系電車を購入、改造した車両です。
車体は前頭部を中心に、ライトケースを角型の物へ交換、前面貫通路の廃止、前面への電動式愛称表示機の設置、外板塗装の変更、中間車へのパンタグラフ増設などの改造が行われています。
室内はデッキと客室の仕切扉が自動扉となった点、便所が機器室として封鎖された点、座席モケットや内装材が交換された点以外、特に大きく変化した箇所はありません。
3000形は秩父鉄道初の冷房車として3連3本が改造されましたが、冷房装置の形態差など種車の特徴を色濃く残しており、細部においては変化に富んだ陣容となりました。
2006年(平成18年)には後継となる6000形の投入が開始され、3002編成から廃車、解体が始まっています。

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