マイクロエース 【A8497】 東京メトロ 9000系  1次車 南北線 6両セット

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1991(平成3)年、営団地下鉄は南北線開業用として新型車両9000系を登場させました。
9000系は東西線用05系をベースに南北線用に設計され、特にATOを使用したワンマン運転とホームドアに対応した設備を持つことが特徴です。
これらの機器を搭載するために運転室が拡大されて先頭車の全長が伸びたほか、運転士の視野を拡大するために前面窓が側面まで回りこんだ独特の形状でデザインされました。
車体は大型押出型材を多用したアルミ合金製で、ラインカラーのライトグリーン帯のステッカーが貼り付けられています。
また、南北線の急勾配・急曲線区間に対応するために高出力化が図られて、営団地下鉄では初めてVVVFインバータ制御が採用されたのも特徴です。
9000系は南北線の延伸とともに増備が続けられ、1996(平成8)年には四ツ谷までの延長開業用としてマイナーチェンジされたグループが製造されました。
当初は4両編成だった9000系は編成の組み換えが行われ、既存の車両のみで組成された6両編成、既存の先頭車と新造された中間車を組み合わせた6両編成、全車新造された6両編成のバリエーション豊かな陣容に一新されました。
その後、2000(平成12)年には目黒まで前線開業し、東急目黒線との直通運転の開始に際して全車側面に行き先表示器を設置しました。

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