マイクロエース 【A4230】 C62・特急かもめ号 7両セット

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特急「かもめ」は1953年、京都~博多間で運行を開始しました。山陽本線・鹿児島本線を経由し、両線における戦後初の特急列車となっています。
戦前にも、東京~神戸間で特急「鴎(かもめ)」が運転されており、その復活と解釈することもできます。
牽引はC59やC62が担当したほか、急勾配のある山陽本線・瀬野~八本松間を走破するため、補機としてD52が使用されることもありました。
戦後、不足していた旅客用機関車を確保するため、D52の改造名義で登場したのがC62であり、両者には深い関係があります。
1961年に「かもめ」へキハ82系気動車が投入されたことで、C62は同列車から撤退。
その後、東京~広島間を呉線経由で結んでいた急行「安芸」などを牽引しました。
この「安芸」は、のちに「あせかぜ」へ統合され、ブルートレイン全盛の時代へと突入していきます。

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