鉄道コレクション 国鉄40系 宇部・小野田線 2輛セットA 2両セット

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宇部・小野田線は、東日本地区の身延線・飯田線と並んで、旧型国電が1980年代前半まで活躍したことでファンの間でも有名な路線でした。
旧型国電標準のぶどう色の塗装でしたが、前面に黄色い警戒色が入っていたことが特徴です。
クモハ41は1932年からモハ41として製造が開始された、3扉ロングシート車です。
初期の車両は運転台側が平妻形の形状でしたが、1936年製の41012以降からは半流形の前面となりました。
クモハ41031は1936年に川崎車両で製造され、横浜線で活躍したのち宇部電車区へ転属しました。当線では半流のクモハ41は多数派で、多くの僚車と共に活躍しました。
本品のクハ55は1932年から製造された、3扉ロングシート車です。クモハ41同様、初期の車両は運転台側が平妻形の形状でしたが、1936年製の55031からは半流形へと移行しました。
クハ55009は1931年に日本車両で製造された車両で、城東線(現:大阪環状線)、片町線の電化開業用として製造されました。
東神奈川電車区に転属、横浜線で活躍したのち1966年に宇部電車区に転属、宇部線・小野田線の新性能電車化(本山支線を除く)まで活躍した初期型のクハ55です。
備考・動力化済み、パンタグラフ交換。

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