マイクロエース【A0263】 新幹線200系-0番台・ピンストライプ 基本8両セット

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1982(昭和57)年の東北・上越新幹線開業に伴って国鉄では200系新幹線電車を登場させました。
走行線区を考慮して徹底的な耐寒耐雪仕様として設計され、床下機器を車体下部で覆ったボディマウント構造や電動機冷却風取入用雪切室の設置、先頭部のスカートに装備されたスノープローなどが外見上の特徴となっています。
アクセントとなる緑色の帯が巻かれた車体は軽量化を考慮したアルミ合金製で、屋上のクーラーがユ ニット化されて各車両2基ずつの搭載に改められ、主制御回路にはサイリスタ連続位相制御を採用し、山岳地帯の走行を考慮した結果、主電動機出力が230kwに増強されました。
200系0番台は12両編成36本が製造されました。
1985(昭和60)年に製造されたグループからは240km/h運転 に対応した1000番台となり、屋上に高圧引通し線が設置されるなどの変化が見られ、同時に一部の0番台にも1000番台と同様の改造が行われて最高速度向上が図られました。
このうちF52編成は1987(昭和62)年にシャークノーズスタイルの2000番台先頭車と交換されましたが、交換に先立って本来の0番台先頭車を含む全車ともピンストライプの入った塗装に一新されて異彩を放ちました。

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