マイクロエース 【A1883】 105系・0番台 30N更新工事施行車・ 濃黄色 4両セット

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1980年代の国鉄では地方電化線区の新性能化のために短編成で走行可能な車両の開発を行いました。
101系以来のMM'ユニット方式を1M方式に改め、20m級3扉ロングシートの車体で登場したのが105系です。
105系は輸送需要にきめ細かく対応できるように2両編成を最低単位とし、1両単位で増結可能なことが特徴です。
前面形状は増結に対応した貫通型で、窓まわりには201系に準じた黒色仕上げが行われました。
1981(昭和56)年に60両が登場した0番台は全車JR西日本へ承継されました。
製造コスト抑制のために当初は 全車非冷房で登場しましたが、1985(昭和60)年から1988(昭和63)年に掛けて一部の車両に冷房改造が順次行われて集中型のAU75が1基搭載されたほか、その他の車両も1992(平成4)年までにWAU202形簡易冷房機で全車冷房改造されました。
2003(平成15)年からは延命更新30N体質改善工事が行われ、側面窓・窓枠の交換、雨樋の張上化、内装化粧板の張替、クハ104へのトイレ設置が行われたほか、簡易冷房車の分散 冷房(WAU102)への交換が行われています。
2010(平成22)年以降、岡山支社・広島支社の車両は順次「濃黄色」への塗り替えが進行しています。

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