マイクロエース 【A9850】キロ59・29系 エレガンスアッキー 登場時 3両セット

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1980年代当時、余剰となっていたキハ58系を生かし、全国各地で気動車ジョイフルトレインが登場しました。
お座敷気動車が好評なことから、洋風の内装を持つジョイフルトレインの改造が行われました。外見上では運転台寄りの客用扉が埋められて小窓が設置されました。外板塗装はクリーム色をベースに濃淡赤(朱色)の3色の帯を大胆に配したデザインが採用されています。
愛称は当時の秋田局のマスコットキャラクターにちなみ「エレガンス・アッキー」と名づけられました。
国鉄民営化後も和風の「おばこ(こまち)」とともに秋田支社の団体・臨時運用に活躍しました。

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    Railwayfan

    2024/03/05

    〜アッキーとは?〜
    秋田局では販売促進のためにマスコットキャラクターによる宣伝を行なうことが検討されており、この案は特に局内の会議にて審議されることもなく、プロジェクトチームの発案により決定。
    イメージキャラクターは当初は秋田犬を使用するつもりであったが秋田局の管内には山形県や青森県の駅も含まれており、珍しい動物をキャラクターにすることになった。
    こうしてヒョウが選ばれ1985年に登場したキャラクターがアッキーだ。
    鼻をハート型にすることで、社員が心を込めて接することを表現したキャラクターは、社内公募で「アッキー」と命名された。
    「アッキー」は、子供を中心に人気となり、キャラクターグッズも複数種類発売され、他の鉄道管理局からも視察をたびたび受けるほどで、大成功となった。
    民営化後には直営のハンバーガー店の店名も「パナデリア・アッキー」だったという。
    しかしながら、平成に入ると社内上層部の「国鉄時代の遺産はもういい」という当時の風潮により「アッキー」もその対象に含まれていた。キャラクターグッズの販売もやがてなくなり、今では車両の秋田周辺の701系等のドアステッカーのみにアッキーを見る事ができる。

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