フェニックス【1/400】JAL 日本航空 B767-300ER "Suicaペンギンジェット"

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JAL 日本航空
B767-300ER
Suicaペンギンジェット
レジJA659J

ボーイング767は、ボーイング社によって生産されている中型双発旅客機である。
アメリカの主要都市を結ぶ航空路線用として開発された。
同時期に開発されたボーイング757とともに、グラスコックピットを装備した「ハイテク機」と呼ばれ、自動着陸を含むオートパイロット機能を持っている。
派生型のERは767-300に新型エンジンを搭載、燃料容量を増加、さらには航続距離を伸ばしたシリーズ。
従来の767-300の航続距離は7,340kmだったが、ERでは11,306kmになった。
初号機は1986年12月9日に初飛行し、ローンチカスタマーはアメリカン航空であり1988年2月19日に納入された。
機体の設計変更は767-200から-200ERへ行われたものと同様であるものの、重量増加の対策として客室などの素材が一部強化された。
このシリーズは767の派生型の中では最多製造機数となり、のちに燃費低減を目的として、737NGシリーズで採用しているウィングレットが用意され、アメリカン航空などに採用された。
ちなみに767の標準仕様では、最大客席数は290席と制限されるが、ERではオプション扱いで非常口配置を変更することが可能となり、これによって最大客席数を350席まで増加させることを可能とした。
2015年にSuicaペンギンジェットは日本航空のJALカードとSuicaが組み合わされた「JALカードSuica」の発行10周年を記念して羽田発着便のボーイングB767-300ER(JA659J)に特別塗装を施した。
一方、同時期にJR東日本では山手線にて「Suicanoペンギン電車」を走行している。

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