マイクロエース【A0231】 国鉄 EF61-209 (PS22パンタ)

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EF61-200番台は山陽本線瀬野―八本松間の専用補機で、1963年から活躍していたEF59形の老朽化に伴う代替機として、岡山区のEF60形を種車に、1977年11月広島工場・鷹取工場で改造されました。
改造は1,200tの貨物列車を重連で後押しするため、重 連総括制御装置の取付け、1エンド側のみデッキ・貫通扉取り付け、電気連結器の空気管付密着連結器及び自動解鍵装置の取り付け、台車ではクイル式駆動方式からリンク式への取替え等の改造が行われました。
重連運転の際に過大な押上げ力が列車に悪影響を及ぼすなどの問題が見つかったため、EF61-200番台は8両で改造が打ち切られました。
瀬野機関区に配置され1,000t以下の列車に使用されていましたが、1982年に同じEF60形を種車として、チョッパ制御に改造を受けたEF67形の投入により、1991年までに全機廃車になりました。
209号機は、1978年2月3日EF60-9号機から改造されました。

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