Isotelus maximus

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hypostoma/ハイポストマの単体の化石です。ハイポストマは、腹面にあり実際の口を覆う外骨格であります。三葉虫の食性によって形状が違うとされ、本種は肉食(腐食)性の形状と言われています。このハイポストマの持ち主は、推定30cmを超えるような巨大なIsotelus maximusの物で、殆どの三葉虫のハイポストマは小さくて形しか分かりませんが、この標本では表面の波状の模様まで分かります。脱皮殻の本体からは分離しやすいこともあり、海底ゴミの吹き溜まりの様な様々な生物の残骸の中に埋もれています。

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    Trilobites

    2020/08/16

    ORM2018年04月15日 21:37
    皺もですが、55mmの大きさのハイポストマとは凄いですね。さすがはI.maximusといった所でしょうか。イソテルスやその他一部の種のハイポストマはそれ単体でも面白くて見応えがありますね。
    少し前には、例のHypodicranotusの長いハイポストマがオークションに出ておりましたが、珍しいからか部分化石とは思えない程の値段まで競っておりましたね。

    2018年04月15日 22:53
    > ORMさん 
    これは実物は驚く大きさですよ、とてもハイポストマとは思えない大きさで、持ち主はI.maximusと直ぐ分かりますね。部分化石であっても価値は高いと思える標本です。Hypodicranotusのハイポストマ、ノーマークでしたが私も欲しかったですね、あれ程に特徴的なハイポストマは、非常に価値があると感じますので。

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