Isotelus maximus
hypostoma/ハイポストマの単体の化石です。ハイポストマは、腹面にあり実際の口を覆う外骨格であります。三葉虫の食性によって形状が違うとされ、本種は肉食(腐食)性の形状と言われています。このハイポストマの持ち主は、推定30cmを超えるような巨大なIsotelus maximusの物で、殆どの三葉虫のハイポストマは小さくて形しか分かりませんが、この標本では表面の波状の模様まで分かります。脱皮殻の本体からは分離しやすいこともあり、海底ゴミの吹き溜まりの様な様々な生物の残骸の中に埋もれています。
Upper Ordovician
Asaphidae,Asaphoidea,Asaphida
TRI-149-2
Wynesville
Trilobites