週刊ぼくらマガジン 70年49号

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巻頭の、世界で目撃された恐竜という昭和の時代らしい特集記事に続いて、表紙にもおどろおどろしく描かれている赤塚不二夫の「死神デ~ス」。これはインパクトあります。

交通戦争や公害によって地獄の人口が増え過ぎてしまい、落ちこぼれの死神デ~スが「死亡予定者を死なないように助けろ」と、死神としては屈辱的な任務を帯びて地上に派遣される…というお話。でも結局は毎回ライバルの死神に邪魔されたり、デ~スのせいでなくとも助ける相手は死んでしまい、罰を受けるんですね。しかも本人ではなく地獄にいる両親が、です。毎回両親に申し訳なくて咽び泣くデ~ス 。 最後は両親から縁を切られて、楽しそうにしている両親の写真が送られて来てまた泣いて終わり、というなんともブラックな展開w

これって、後に人気になる古谷三敏の「ダメおやじ」の原型となったマンガではないかと思ってるんですけどね。

 #ぼくらマガジン #赤塚不二夫

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