Willie Nelson / A Beautiful Time

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(2022)

89歳の誕生日にリリースされた、ウィリー・ネルソンの72枚目のアルバム。バディ・キャノンのプロデュース。
高齢なだけにレコーディングの環境作りや管理が大変だったと思うが、こうして届けられたってことはネルソンの“アルバムを作る意欲”が強かったんだと思える。アルバム・リリースの間隔が長くなっていく中、毎年のリリースを続けてくれることに感謝の念しかない。
これがウィリー・ネルソンだ‼︎って感じの内容だが、やっぱり“カントリー”って言葉を使いたくなかったりする。まぁ、第65回グラミー賞で“ベスト・カントリー・アルバム賞”を受賞しているので仕方ないとは思うが、日本での扱いを考えるとなんか違う気がする。
ハーモニカやスティール・ギターが哀愁を漂わせているレナード・コーエンの“Tower of Song”は必聴かもしれない。ザ・ビートルズの“With a Little Help from My Friends”はゆったりとしたテンポに落として、ウィルソンの歌声の味わい深さを感じられる。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. I’ll Love You Till the Day I Die
02. My Heart Was a Dancer
03. Energy Follows Thought
04. Dreamin' Again
05. I Don't Go to Funerals
06. A Beautiful Time
07. We're Not Happy (Till You're Not Happy)
08. Dusty Bottles
09. Me and My Partner
10. Tower of Song
11. Live Every Day
12. Don't Touch Me There
13. With a Little Help From My Friends
14. Leave You With a Smile

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