Harry Nilsson / Losst and Founnd

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(2019)
1994年に52歳で亡くなったシンガーソングライターのハリー・ニルソンが、生前にアルバムの録音を行なっていた。しかし、完成されることなく旅立っていった。
プロデューサーとして参加していたマーク・ハドソンが、録音途中の音源を25年の歳月を経て完成させたアルバム。新たにヴァン・ダイク・パークスやジム・ケルトナー、ジミー・ウェッブ、ニルソンの息子キーフォの参加によって、未完成だった音源に息吹きが吹き込まれたようだ。
全11曲中8曲がニルソンのオリジナルで、ロックンロール・メドレーの“Hi-Heel Sneakers/Rescue Boy Medley”、オノ・ヨーコの“Listen, The Snow Is Falling”、ジミー・ウェッブの“What Does A Woman See In A Man”がカヴァーとなっている。
クレジットを見るともしかしたら、“U.C.L.A.”、“Animal Farm”、“Love Is The Answer”の3曲は当時に完成された曲かもしれない。
素敵なアルバムをありがとう…。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Lost and Found
02. Woman Oh Woman
03. U.C.L.A.
04. Medley: Hi-Heel Sneakers / Rescue Boy
05. Lullaby
06. Animal Farm
07. Listen, the Snow Is Falling
08. Try
09. Love Is the Answer
10. Yo Dodger Blue
11. What Does a Woman See in a Man

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