Chrissie Hynde with the Valve Bone Woe Ensemble / Valve Bone Woe

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(2019)
2014年のアルバム“Stockholm”以来となる、クリッシー・ハインドの2枚目となるソロ・アルバム。マリウス・デ・フリースとエルダド・ゲッタのプロデュース。
2016年にプリテンダーズとしてアルバム“Alone”をリリースしているので、そんなに久しぶり感は無い。
このアルバムでは、スタンダードなどの幅広いジャンルの曲をジャージーにアレンジして歌っているが、肩肘張った感じでは無く、リラックスして歌っているハインドの歌声がいい。収録されている曲は、ハインドが慣れ親しんだ曲だからかもしれない。
個人的にはザ・ビーチボーイズの“Caroline, No”やザ・キンクスの“No Return”が耳馴染みだったりする。一番はデヴィッド・ボウイが歌っていた“Wild Is the Wind”かもしれない。ボウイのカヴァーも良かったが、ハインドの歌声とアレンジも好きだ。
こういった素敵なアルバムが若干目立たないのが、ちょっと残念な気もする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. How Glad I Am
02. Caroline, No
03. I'm a Fool to Want You
04. I Get Along Without You Very Well (Except Sometimes)
05. Meditation on a Pair of Wire Cutters
06. Once I Loved
07. Wild is the Wind
08. You Don't Know What Love Is
09. River Man
10. Absent Minded Me
11. Naima
12. Hello, Young Lovers
13. No Return
14. Que Reste-T-Il De Nos Amours?

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