Jimmy Webb / SlipCover

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(2019)
ジミー・ウェッブのセルフ・プロデュースによる14枚目のアルバム。
ランディ・ニューマンの前でニューマンの“Marie”を弾いたところ、ピアノ・ソロでアルバムをリリースすることを進言され、ウェッブが選曲した11曲を収録している。
“The Moon is a Harsh Mistress”はウェッブが書いた曲で、そのほかはカヴァーとなっている。
1曲目からザ・ローリング・ストーンズの“Moonlight Mile”というかなりレアな曲からスタートしている。この曲は“Sticky Fingers”の最後に収録されていて、思い出せずに改めて聴き直したりした。
ブライアン・ウィルソン、ビリー・ジョエル、スティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニー、ジョニ・ミッチェル、ポール・サイモンなどなど、ソングライターとしてのレジェンドの名前が並ぶ中、ウォーレン・ジヴォンの“Accidentally Like a Martyr”やマイケル・ブラウンが書いたザ・レフト・バンクの“Pretty Ballerina”が意外な選曲でこの曲はウェッブの思い入れがあるのかもしれない。
聴いているとスッ〜とココロに染みてくる、ピアニストの聴いておきたいステキなアルバム。

《songlist》
01. Moonlight Mile
02. God Only Knows
03. Accidentally Like a Martyr
04. Marie
05. Lullabye (Goodnight, My Angel)
06. All in Love is Fair
07. The Long and Winding Road
08. A Case of You
09. The Moon Is a Harsh Mistress
10. Pretty Ballerina
11. Old Friends

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