Sammy Hagar & the Circle / Space Between

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(2019)
サミー・ヘイガー&ザ・サークルのデビュー・アルバム。ジェムソン・デュール、サミー・ヘイガー、ヴィック・ジョンソンのプロデュース。
ジェイソン・ボーナム(ds)とマイケル・アンソニー(b)のリズム隊とヴィック・ジョンソン(g)、そしてサミー・ヘイガー(vo,g)からなる“ザ・サークル”だが、世に出てきたのは2015年のライヴ・アルバム“At Your Service”だった。そこでは、ヘイガーのソロやヘイガー在籍時のヴァン・ヘイレンのカヴァー、そしてレッド・ツェッペリンのカヴァーなどで構成されていた。なので、オリジナル・アルバムを楽しみにしていた。
期待が高いアルバムだったが、聴いてみるとその期待を上回る出来だった。荒々しいリズム隊が個人的には好きな感じで、それに乗るギターとヴォーカルのバランスがとても良い。中でもボーナムが書いた“Free Man”の重厚感がいい。
マイケル・アンソニーには色んな噂があるが、ヴァン・ヘイレンには戻らずにこのバンドに専念した方がいいと思える。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Devil Came to Philly
02. Full Circle Jam (Chump Change)
03. Can't Hang
04. Wide Open Space
05. Free Man
06. Bottom Line
07. No Worries
08. Trust Fund Baby
09. Affirmation
10. Hey Hey (Without Greed)

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