Status Quo / 1+9+8+2

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(1982)
1975年のアルバム“Blue for You”から約6年ぶりとなる全英チャートで1位となった、ステイタス・クォーのセルフ・プロデュースによる15枚目のアルバム。
このアルバムでは、バンドの前身となる“ザ・スペクターズ”から参加しているドラムのジョン・コーランが脱退し、ピート・カーチャーが加入している。さらに、前作でゲスト参加していたキーボードのアンディ・ボウンが正式に加入して、ステイタス・クォーは1970年のアルバム“Ma Kelly's Greasy Spoon”以来の5人編成のバンドに生まれ変わった。
ステイタス・クォーらしいチャキチャキのサウンドが相変わらずいい感じだが、若干ポップな印象を受けたりする。これは好き嫌いが出ると思うが個人的には問題ない範囲で、むしろこの軽さを感じる音作りがいい。
アルバム・タイトルの数を合計すると20となるが、アラン・ランカスターとフランシス・ロッシが出会って20年という記念すべき数字でもある。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. She Don't Fool Me
02. Young Pretender
03. Get Out and Walk
04. Jealousy
05. I Love Rock & Roll
06. Resurrection
07. Dear John
08. Doesn't Matter
09. I Want the World to Know
10. I Should Have Known
11. Big Man

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